(News)2017/10/2より高石市内に[高石堺臨海ライン](岸和田観光バス)が運行中。羽衣BTから高石BTを経て臨海エリアに向う路線です。ただし羽衣BT〜高石BT間の区間運賃が掲載されていないので、この区間のみの利用が可能かは不明です。
2019/3/31旅程表修正(現在更新休止中)
区間 |
交通手段 |
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恵美須町・天王寺駅前〜住吉〜浜寺駅前 |
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浜寺公園駅前通〜西区役所前 |
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西区役所前〜光明池駅 [堺東駅前・西区役所前発] |
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光明池駅筋または運転免許試験場前〜和泉中央駅 |
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和泉中央駅〜和泉大宮駅前〜岸和田駅前 |
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岸和田駅前 または 和泉大宮駅前〜南町 |
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岸和田市(→暮らし) |
南町〜津田北町会館前 |
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津田北町会館前〜南海貝塚駅東口 [ピンクバス] |
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貝塚〜水間観音 |
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水間観音駅〜小谷(旧道交差点曲る)または小垣内(外環) |
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小谷〜熊取駅前 [熊取山手線] |
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熊取駅前〜打田国道口 [特急 粉河行き] |
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打田国道口〜東田中神社西または那賀病院 |
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東田中神社西〜貴志駅下または西山口 [コミュニティバス] |
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貴志〜西山口〜和歌山 |
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JR和歌山駅〜和歌山市内・海南市内 |
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解説は阪和線沿いルートのほうにまとめて載せています。
区間 |
交通手段 |
難易度 |
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浜寺駅前〜浜寺元町(国道26号) |
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浜寺元町〜鳳西町南 [南海バス 堺東駅前発] |
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鳳西町南〜北信太駅東または北信太駅筋 |
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北信太駅東まで約2.5km |
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平日・ |
北信太駅東〜和泉府中駅前 |
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和泉府中駅前〜小田町 |
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小田町〜箕土路公園前 |
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箕土路公園前〜岸和田駅前〜南町 |
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だんじり祭関連運休有り |
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代替 |
北信太駅筋〜和泉府中駅前 |
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和泉府中駅前〜西大路 |
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西大路〜岸和田駅前 [和泉中央発] |
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まずはこのルートを思いついたきっかけです。
横浜市内に住んでいる関係で横浜駅に出かけると、「中日臨海バス」という会社のバスを時々見かけるんですね。見た目は路線バスっぽいんですが、実際は会社送迎に使われているだけでした。ところが、中日臨海バスのサイトを見ると、大阪府ではコミュニティバスも運行しているようです。これは乗ってみたいと思ったのですが・・・まずは岬町の「ミニループバスみさき」が和歌山県との県境近くまで行っているものの、和歌山県に抜けた先のバスの便が今一です(深山からの和歌山バスは2本/日のみ)。
(↑岬町のバスは2012年から大新東に変更になっています。)
他はというと、泉大津市の行政バスは一般の利用は不可。岸和田市の「だんじりくん」は最近の情報が見つからないので、廃止された可能性大(検索しても「ローズバス」しか出てこない)。
で結局、中日臨海バスは乗る機会なくなってしまいましたが、その代わりあれこれ考えているうちに面白いルートが出来上がりました。
もう1つ以前から気になっていたのですが、阪堺電軌の終点、浜寺駅前から先はどう進めるかという疑問に関して、本数は少ないながらも一応、南海バスと堺市の[ふれあいバス](廃止)があることを発見。また、国道26号線だと堺市の南端までバスが走っています。
問題はその先の高石市にバス路線がないことで、ここは歩くか、和泉中央へ迂回するしかありません。ということで、旅程表では和泉中央経由と阪和線沿いルートの2つを挙げておきました。
(↑2017/10/2より高石市内に[高石堺臨海ライン](岸和田観光バス)が運行中。羽衣BTから高石BTを経て臨海エリアに向う路線です。ただし羽衣BT〜高石BT間の区間運賃が掲載されていないので、この区間のみの利用が可能かは不明です。朝夕のみの運行で、日曜日は運休。なお、高石から泉大津市方面に行くバスは無いようです。)
先をはしょって、大阪府/和歌山県境ですが、ここは意外と県境越えのバス路線があります。[熊取〜粉河]と[樽井(泉南市)〜岩出]のルートです。JR和歌山線だと遠回りになるため、それなりに存在価値があるのかもしれません。今回は近道となる[熊取〜粉河]のほうを利用。
我ながら驚いたのは、和歌山電鐡がルートに組み込めたことです。粉河も打田も貴志川も紀の川市に合併されて、各地区間をコミュニティバスが結んでいるのです。やはり自治体のバスは細かくチェックする必要ありです。
恵美須町7:02→8:48浜寺駅前
この時間まだ眠っている新世界を後に出発します。朝の下り方向のため、出発時点では2〜3人しか乗っていなかったのが、堺市に向かっていくにつれ人が増えてきます。
堺市の大道筋を走るところはなかなか圧巻。50m幅の直線道路の中央はほとんど専用軌道のようなもので、ここでは路面電車が悠然と走ります。前方は2km以上も先の突き当たりまで見通せます。花田口で見える「ザビエル公園」は、その名の通りザビエルが宣教活動を行った場所。鹿児島・平戸・京都・山口と巡った彼の長い足跡を思い起こさせます。また、御陵前から2kmほど東には大仙古墳(仁徳天皇陵とも呼ばれるが、仁徳天皇のものかは不確定)をはじめとして大小の古墳が集まっていて、地図で見ても壮観です。過去さまざまな面で先進的だった堺市は、2006年に大阪府第2の政令指定都市になったことで、また新たな時代に踏み出そうとしているようです。
浜寺駅前→8:03浜寺元町8:08→8:11鳳西町南
阪堺線を降りてすぐそばの南海浜寺公園駅は、明治時代に建築され今も現役という貴重な駅舎。そこから踏切を渡り、国道26号に向かいます。
今回は「阪和線沿いルート」で進むつもりなので、浜寺元町からバスに乗ります。
鳳西町南→8:40北信太駅東
今日はまだ朝食を取っていなかったのですが、このあたりではなかなか店が見つかりません。とにかく先に進んでみます。
取石で国道から離れ、JRの踏切を渡って、県道30号線のほうに入ります。そこを進むと北信太駅東の停留所です。今日は休日ではないので、ここから和泉市の[めぐ〜る]が使えます(休日はその先の「北信太駅筋」から南海バス利用)。
高石市の両側の境界近くまでバスが来ているのに、高石市内だけバス路線がないというのが面白いです。(←[高石堺臨海ライン]が出来たが、阪和線からは離れたルート)
北信太駅東9:00→9:56小田町
[阪和ルート]の行先表示のバスに乗ります。ここからあちこち寄り道していくため、和泉府中府中までは45分かかります。席は最大で半分くらい埋まっていましたが、お客さんの声では今日は空いているとのことです。今回のルートの内で、このバスが一番人が乗っている感じでした。
次の[小田・和気ルート]は和泉府中駅で乗り継ぎということになっていますが、実際は同じバスがそのまま行きます。
小田町の停留所前にコンビニ発見。ここでやっと朝食にありつけました。
小田町10:14→10:33箕土路公園
県道30号線は岸和田市に入ると歩道がなくなってしまいます。約300mは車に注意して歩き、その先をJR阪和線方向に曲がって陸橋を渡ります。ここは一見歩道がないように見えますが、線路脇の階段から上れるようになっているので大丈夫です。
さて、箕土路公園に着いたのは良かったものの、バスは10:18に出てしまっていました。さっき朝食を食べなかったら間に合ったんですが。しかしだいぶ余裕を持ったスケジュールを組んでいるので、次の11:43に乗っても大丈夫です。
といっても、あと1時間以上何もすることがありません。とりあえず、公園に木陰があるし、朝早く起きて休む間もなかったので、ここで一休みとします。
箕土路公園11:43→12:11本町
この[ローズバス]だけは不思議なことに前払いです。関東の均一区間のバスは前払い、関西は後払いが一般的だと思っていましたが、例外もあるのでした。
出発して間もなく、住宅前の停留所そばに「大阪コンビナートバス」の車庫を発見。これ、泉大津港のフェリー送迎バスを運行している会社です。
さて、この先バスは岸和田市を横断するようなルートを走るので、4km近く移動距離を稼げます。南町が一番端っこになりますが、今日はその隣の本町で下車。岸和田城の隣にある「だんじり会館」、これがお目当てだったんですね。ここの3Dだんじりビジョンとか体験コーナーはかなりイケます。
本町?:?→?:?小瀬14:28→14:44貝塚駅
ここは時間の余裕があったので、いちいちメモっていませんでした。そろそろ昼食にしたいところですが、蛸地蔵駅〜小瀬新町と歩いても店がありません。結局国道26号線まで出て、うどん店を発見。もっとも、バスにこだわらなければ、貝塚駅まで歩いても大して変わらなかったような気がしますが・・・。
さて、小瀬から乗ったバスは、国道が渋滞気味だったためちょっと不安でしたが、ほとんど遅れることなく貝塚駅に到着しました。やはり本数の少ないのが気になるところで、海側の津田北町を通る路線も合せて検討するのがいいでしょう。
貝塚14:48→15:02水間
水間鉄道はバスも電車も貝塚市内しか走っていないという不思議な会社です。しかも車両は東急の中古で、関西にいて関東私鉄の気分が味わえるという点でもレアです。
ワンマン運転も行っているようですが、今の時間は車掌も乗務していて、車内補充券も扱っているようでした(←PiTaPa導入にともない全面ワンマン化)。
線路の前方には山も見えていて、そろそろ和歌山県が近づいていることを感じます。短い路線なのであっという間に終点の水間に到着。社名の由来となった水間観音にちなんだ駅舎が有名です。
水間駅→15:25小谷15:47→16:01熊取駅(230円)
ここまで来れば、もう和歌山県には確実に今日中に入れます。地図を見ると水間駅そばから西に行くのが近道のようなので、そこを歩きます。その突き当たりを曲がって国道170号線旧道に出れば、小谷停留所に到達するのですが、国道に歩道がないのが難点です。西側に裏道があるのでそっちを歩くといいでしょう。地図では破線で描かれていますが、舗装されている道です。
小谷は意外に店があったり、盆踊りをやっていたりして、昔からの町のようです。
(2009/4/1より運行ルートが[熊取山手線]と統合されたのに合せ、小谷停留所が交差点南側に移設されています)
熊取駅16:05→16:38打田国道口(580円)
短い待ち時間の間にコンビニに寄って出てきたら、次のバスがいない!よく見ると、小谷からのバスを降りた場所のちょうど反対側に停まっています。しまったと思い、駆け込み乗車。危なかったです。
なぜか方向幕は[急]なのに、アナウンスでは「特急」になっていたり、車両がリエッセなのでコミュニティバスにしか見えないという不思議なバスです。それでもさすが「特急」だけあって、ぐんぐんスピードを出します。今までとはうって変わったハイペースの進行です。
やがて和泉山脈にさしかかります。途中の犬鳴山には温泉もあり、観光アナウンスも流れます。ここ犬鳴山までは、泉佐野からの南海の普通バスもやって来ます。その先は今乗っている特急が唯一のバスで、人の気配もないような道をひたすら走ります。
山脈一つ越えた後は、和歌山平野ののどかな風景の中に入っていきます。
打田国道口→16:44東田中神社西16:49→17:13貴志駅下
バスを降りた道をそのまま歩いて交差点を渡ります。森がこんもりとしているので神社だとだいたいわかります。私の足で6分でした。今日は熊取からのバスが早着気味(定刻16:40)、貴志へのバスが遅発気味だったので、ラッキーにも最終より前の便に乗り継げました。
乗るときに行先を聞かれたので、貴志駅と答えました。停留所のアナウンスもなく、バスに乗っていたのも私1人という状況でした。和歌山電鐡が話題になっているだけに、今後は電車との連携とかのテコ入れも必要かもしれません。
「貴志駅下」はその名前の通り、駅前の坂の下に停車します。その坂を上ると駅前にも停留所がありますが、そっちは[地域巡回バス]が停まるようです。同じ紀の川市内に2種類のバスが走っていることになります。運賃も[コミュニティバス]は150円、[地域巡回バス]は100円と異なっています。
貴志→和歌山
駅に人が群がっていると思ったら、「たま」駅長さんがお迎えでした。(←たま駅長は2015/6/22逝去。後継ぎは「二タマ」駅長)
今度乗る電車はちょうど「いちご電車」。乗ってみて「このデザインならイケる」という感想です。鉄道というより遊園地に徹しているという印象で、「鉄子」から一般人に至るまでのハートを確実に捕らえていると感じました。もちろん、車窓も緑豊かで飽きません。
途中の伊太祁曽でかなり下車がありました。車両基地があって「おもちゃ電車」とかも停まっているものの、もう夕方だし何だろうと思いましたが、和歌山電鐡のサイトによると駐車場があるとのことなので、車でやって来た人がかなりいたのかもしれません。和歌山に近づき、交通センターという駅がありますが、ここは運転免許の試験場で、バスセンターではありません。
で、無事和歌山駅到着。本当はこの先バスで市街地まで行かないと旅程表上は完了しないのですが、時間の都合上省略とさせていただきました。